橋下氏 加藤厚労相の37・5度以上「誤解」発言に「酷い。保健所怒り狂いますよ」

 元大阪市長の橋下徹弁護士が10日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演。厚生労働省が、新型コロナウイルス感染症の相談・受診の目安に関し、従来の「37・5度以上の発熱が4日以上」の表記などを削除した新指針を公表し、加藤勝信厚労相が「目安が基準のように。我々から見れば誤解」「目安は検査機関に対するものでは全くない」と述べたことに、「これも酷い話」と指摘した。

 「現場は37・5度以上の発熱4日以上の基準で動いていたし、しかも保健所が誤解していたなんてことを大臣が言ったら、保健所も怒り狂いますよ」と述べた。

 「本当は都道府県知事の権限なのに、厚生労働省がPCR検査で陽性が出た場合には基本的には全部入院だと通知を出してたもんだから、医療機関の崩壊を防ぐために、現場の方は37・5度以上の発熱4日以上の基準で、ある意味、絞り込んでいたところもある」と実情を指摘した。

 「権限と責任があいまいで、日本の行政は動かない」と述べた。

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