伊集院光が師匠・円楽との“二人会”挑戦へ「僕、落語やります」ラジオで語る

 元落語家でタレントの伊集院光が5日、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」で、落語に再び挑むと語った。ゲスト出演した落語家時代の師匠・六代目三遊亭円楽からの勧めを受けたもので、師匠からは二人会の開催も持ち掛けられた。

 伊集院が芸の道に進んだのは、落語家として、楽太郎時代の円楽に弟子入りしたのが最初で、三遊亭楽大(さんゆうてい・らくだい)という高座名だった。その後、別名義の伊集院光として「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)でブレーク。ラジオを中心に活躍の場を広げる中で、落語からは離れ、楽大の高座名も、今は別の落語家が名乗っている。しかし、師弟関係は継続しており、たびたび伊集院の番組に円楽がゲスト出演し、伊集院も「師匠」と円楽を呼んでいる。

 5月5日の「伊集院光とらじおと」のゲストコーナーに円楽は収録で出演した。その最後に「お前も(落語を)やれよ」と促された伊集院は「もし、自分が稽古してきたら聞いてくれますか」と反応。円楽も「いいよいいよ。聞かなくたって分かるよ。やってたし、聞いてる人は。できるできる。十分」と背中を押した。

 これに伊集院は「じゃ、どっかでやります。僕、落語やります。頑張ってやりますので。それこそ、(現在の)楽大くんの(真打ち昇進の)披露目のやり直しとか、そういう機会でもあれば。1回、じゃあ、高座を…」と落語再挑戦を語った。

 さらに、伊集院が円楽に対して、「僕の立場から言うと、師匠が元気でやっていいということだけが全てだから」と申し出ると、円楽は「じゃあ、このコロナ騒動が終わって落ち着いたら、二人会やろう」と提案。伊集院は「ぜひ…でも、分かりました。よろしくお願いします」と恐縮しながら語った。

 「二人会」とは文字通り2人の落語家がネタをかける落語会で、師弟2人が行う場合は「親子会」と呼ばれる。ラジオファンや、落語ファンにとって、新型コロナウイルスのまん延が落ち着いてから、という“コロナ後”の楽しみの一つとなりそうだ。

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