新橋の居酒屋 普段の2~3割しか営業していない…「誰が責任をとるのか」

シャッターを下ろしたお店も多く見られる新橋駅近辺の繁華街
閑散とする新橋駅前のSL広場
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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う安倍晋三首相の緊急事態宣言から初日の8日、東京・新橋の飲み屋街は普段はサラリーマンでにぎわうもののガラガラ状態。新型コロナウイルスの流行と共に以前から客足は遠のいていたというが、「宣言」が出されたことで周辺は静けさを増していた。

 通常なら午後6時で大賑(にぎ)わいの居酒屋はこの日、客ゼロにまで追い込まれていた。ある居酒屋の男性従業員によると、全体的に2、3割しか営業していないという。東京都の休業要請などに対しては「お客さんがいないのに、これ以上自粛って言われても何をすればいいのか。誰が責任を取ってくれるのか」などと悲鳴をあげていた。

 駅前のSL広場も人はまばら。午後5時半を過ぎると徐々に人は増えたが、立ち止まる人は少なく、足早に駅に向かう人が多かった。

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