ラジオ局も新型コロナ対応 スタジオ扉開けたままオンエア措置 リモート出演も
新型コロナウイルスの感染拡大を鑑み、7日、緊急事態宣言が発出された。放送業界ではテレビ各局でドラマ撮影や収録の休止、延期などが続々と発表されているが、ラジオ局でも対策を講じている。
換気のためスタジオの扉を開けたままオンエアする措置も取られているほか、出演者の間に飛沫を防ぐためのアクリル板を設置。ニッポン放送では、アシスタントやコメンテーターがパーソナリティと分かれて放送できるようフロア内に簡易スタジオを設けている。
各局では今後、リモートワークでの対応を推進していく。ニッポン放送のSixTONESの「オールナイトニッポン」などはテレワーク形式での放送を予定。また、ゲストがスカイプやLINEでリモート出演できるようスタジオにパソコンを設置して対応する。この日放送の文化放送「くにまるジャパン極」では、パーソナリティの野村邦丸(63)が同局から自宅に簡易放送機が届けられたことを明かすなど、準備を整えている。