松島茂アナ葬儀に2代目山の神・柏原竜二氏ら 元西武・松沼氏は松坂大輔の近況を報告

 23日に肺腺がんのため47歳で死去した文化放送・松島茂アナウンサーの葬儀・告別式が28日、埼玉県川口市内でしめやかに営まれた。「文化放送ライオンズナイター」解説者の元西武・松沼博久氏(67)、箱根駅伝“2代目山の神”柏原竜二氏(30)、番組で共演したTRFのSAM(58)ら約100名が参列した。

 祭壇にはマイクとヘッドホンが飾られ、式場には松島アナが出演していたスポーツ情報番組「岩本勉のまいどスポーツ」(月曜、後6・00)の2016年の公開収録イベントの映像が流れた。

 弔辞を読んだのは松沼氏で、「松島君、寂しいよ。悲しいよ。なんでそんなに早く逝ってしまったのか。今年も一緒に解説・実況を仲良くやる予定だったじゃないですか」と松島アナの遺影に語りかけると、キャンプ取材で、14年ぶりに西武に復帰した松坂大輔投手(39)が元気に躍動していたことを報告。その後、松沼氏の弟・雅之氏とともに同アナの見舞いに行き面会したが、わずか4日後に訃報を受けたといい、「あんなに目力があった松島君がもういないと思うと、どうやって今シーズンを迎えていいのか整理ができません」と早すぎる死を悼んだ。

 棺の中には、野球名鑑、復活に向けて勉強していた駅伝取材ノート、プロ野球の取材ノート、行くことが叶わなかった昨年の日本シリーズ第4戦の東京ドームの記者証などが納められた。

 なお、28日に同式場で営まれた通夜式には、親友でともに番組を務めた岩本勉氏(48)、文化放送ライオンズナイター解説者の東尾修氏(69)、仁志敏久氏(48)ら野球関係者や駅伝関係者、他局のアナウンサー仲間など、約650人が参列した。

 松島アナは埼玉県出身。早大教育学部卒業後、94年に文化放送に入社。「文化放送ライオンズナイター」や「箱根駅伝実況中継」の実況で知られ、アテネ五輪やリオ五輪でも実況中継を担当。最後のスポーツ実況は、昨年10月22日のプロ野球日本シリーズ第3戦・ソフトバンク-巨人だった。昨年12月から病気療養していたが、今月23日午前7時20分、入院先の都内の病院で死去した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス