元ＳＭＡＰの中居正広（４７）が２１日、東京・六本木のテレビ朝日で会見を開き、「３月いっぱいをもちまして退所することになりました」とジャニーズ事務所を退所することを明らかにした。退所の理由について中居は、ＳＭＡＰ解散後に次のステップに向けて意欲がわかず、「環境を変えないといけないと思った」と胸の内を明かした。グループ再結成について「１～９９％の中にはあると思う」とゼロではないと語った。

　中居は冒頭、集まった報道陣に「ただ今より私、中居正広。退所ロングインタビューを開催したいと思います」とＭＣとして活躍するだけに自身で進行し、笑わせた。続けて「３月いっぱいをもちまして退所することになりました。まだ、あと１カ月ちょっとあるんですが、これまで通り、４月以降もできる限りのことをやりたいと思います」とファンを安心させた。

　再結成について聞かれ、中居は「１～９９％の中にはあると思いますよ。０でもないし、１００でもない」と表現。「でも１人でできることではないですし、環境はさまざまですから。話をするにしろ、重ねていかないとできないんじゃないかと思いますけど、１００％ありませんよってことはないです」と何らかの可能性があることを否定しなかった。

　また、「１人ではないんですよね。待っている人がいても、すべてに応えられることではないですし、やっぱり５人ですから。環境がありますから。兼ね合いを見すえていかないといけないことだと思います」と、さまざまな事情を考慮する必要があることをほのめかした。