将棋の最年少プロ、藤井聡太七段（１７）が２７日、大阪市の関西将棋会館で行われた王位戦予選第７ブロック決勝で前王座の斎藤慎太郎七段（２６）と今年最後となる対局に臨み、１２１手で勝利。通算１５０勝目（３０敗）をマークした。過去２戦２敗の相手に初勝利した藤井七段は、王位戦の挑戦者決定リーグへ初めて進んだ。
激戦を制した藤井七段は「リーグ入りが１つの目標だったので、達成できて良かった」とコメント。白星で締めた今年について「トップ棋士との対戦でいい経験ができたので、来年につなげていきたい」と先を見据えた。
今年も４７勝１２敗と強さを示したが、王将戦では挑戦者まであと１勝に迫るも届かず。７月に１８歳を迎える来年は、屋敷伸之八段（４７）の保持する１８歳６カ月の最年少タイトル奪取記録更新を目指す。
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