笠井アナ、病状説明は小倉智昭の影響も…膀胱がんテレビで公表、同じ病気の人の励みに

 元フジテレビのフリーアナウンサー・笠井信輔(56)が悪性リンパ腫のために治療に専念することが分かり、一夜明けた18日、かつてレギュラー出演していたフジテレビ系「とくダネ!」で、小倉智昭が病状などを説明した。小倉は、笠井は現在所属する事務所に在籍しており、笠井の病気に「残念でならない」と無念の思いをにじませた。

 番組では、小倉が笠井の病状の概要を説明。フジを退社後、荷物整理をしていた際に腰痛があり、体重も減ったという。以前から前立腺の心配を抱えていたといい、検査を受けたところ腰に影が見つかったと説明した。

 小倉は笠井がフリーになることを勧めた1人。笠井はフリーになって仕事はあるかと心配していたというが「非常に順調で、多かった」「事務所も頑張ってくれたらほぼ毎日仕事、他局のクイズ番組、旅(番組)、それに加えて講演、彼人気があったので」と、フリーになってからの笠井の順調な仕事ぶりを明かした。

 「とにかく、講演なんかでも、人気があって、東日本大震災の資料も細かくつけてて、本を書くぐらい。子供の保育の問題、あらゆる分野で講演するんですが、会場に行くと分厚い鞄を持っていって、今日はどれを話そうとやるぐらい、慎重で勉強家」と勤勉な笠井の人柄を語ると「そんな彼がなんでまた1万人に1人がかかるという悪性リンパ腫にかかってしまったのか…。残念でならない」と無念さをにじませていた。

 小倉自身も16年5月に膀胱がんを公表。18年には血尿などが出たことから18年11月5日の放送で、自身の病状を包み隠さず公表している。同じ病気に苦しむ人へ、自身が闘病する姿を見せて、励みにして欲しいという思いがあったからだ。その後、番組を休養し、膀胱摘出の手術を受け、19年1月に復帰している。。

 この小倉の行動が笠井にも大きな影響を与えていたようで、笠井は19日に「とくダネ!」に生出演し、病状を自らの口で説明する。小倉は「同じ病気をしている人もいるし、私が膀胱がんの時に皆さんにお話して『小倉さんの生き方、自分も学びました』と言っていたんで、明日、テレビで話したいというのは、そういう影響もあったのかもわかりません」とも語った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス