「アナ雪2」中元みずき 先月まで鬼バイト「母子家庭の母、楽させてあげたい」

 ディズニー映画「アナと雪の女王2」のエンドソングを歌う中元みずき(19)が16日、日本テレビ系で放送された「人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007合体SP」に出演。11月20日まで、コンビニで集中的にアルバイトをしていたことを明かした。

 中元は今年10月24日のイベントで、「アナ雪2」の日本語版メイン曲「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」を歌うことが発表された。今夏のオーディションに応募したが、エンドソングを歌うことが決まった時点では、デビュー前。週6日、朝6時45分から午後0時45分までの“朝帯シフト”でハイペースにバイトをしており、中元がバイトしていたコンビニの店長は「本当に重要な戦力だったので、(アナ雪2の歌を歌うことが決まって)嬉しい反面、この先、お店はどうなるのか…」と不安になったことを苦笑いで打ち明けていた。

 中元は同番組の密着取材に、なぜ週6シフトでバイトをしていたのか聞かれると、「小っちゃいころに(両親が)離婚して、母子家庭だったし、お母さんにこれ以上迷惑かけたくなくて」と告白。幼いころに離婚した母親がシングルマザーとして、姉と自身を育ててくれたことを明かし、「(お母さんに)自分のためにお金を使ってほしい。ちょっと楽させてあげたい」という思いだったことを説明した。

 この中元の話や歌声に、自身もシングルマザーとして一人息子を育てている鈴木紗理奈は涙、涙。「アカン、涙が止まれへん」と何度も涙をぬぐいながらVTRに見入っていた。

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