小林薫の破天荒な若き日 酒で舞台を降板&居酒屋の和室で3年生活…

 俳優・小林薫(68)が1日放送のフジテレビ「なりゆき街道旅」に出演し、破天荒な若き日を振り返った。

 酒の上の失敗を聞かれた小林は「けっこうある」といい、「役降ろされたこともある。畑で寝ちゃったんだよね。翌日鼻水は出るわ、(頭は)ガーンと」と、酔って屋外で寝て風邪をひいてしまい、舞台を降ろされた経験を告白。「23~4だったかな」ということから、唐十郎が主宰していたアングラ演劇の雄「状況劇場」に所属していた時期のことだと思われる。

 俳優の光石研(58)からは「おうち持ってなかったらしいんです。3年くらい。なんか居酒屋の…」と暴露され、「上がりがまちがあるところで、一軒家風なところを店舗にしちゃってる感じで、奥に和室が残ってたんですよ。そこで布団敷いて寝ていいよって言われて寝てた。でもたまに僕の部屋で、営業中にお客さんがいるわけですよ」と説明。

 また、道路に捨て置かれていた簡易シャワーを「落ちてたからって、鉄のゲージツ家のクマちゃん(篠原勝之氏)ってのが、おい、これ持ってこうって、不破万作の家に持って行った。あの2人(不破夫妻)まだお風呂のあるうちじゃないから、結婚されてたんだけど、これ持ってったら喜ぶから」と、状況劇場の仲間だった俳優の不破万作(73)宅に設置。不破は「大家に怒られた」という。

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