松本零士さん イタリアで脳卒中のため入院 アニメ放送記念講演のため滞在中

 「宇宙戦艦ヤマト」「キャプテン・ハーロック」などで知られる漫画家の松本零士さん(81)が15日にイタリア・トリノで脳卒中で倒れ、入院したことが16日、分かった。イタリア各紙が報じた。

 トリノ地元紙「ラ・スタンパ」は「ハーロック船長の作者であり創作者である松本零士氏が11月15日、トリノのホテルで脳卒中を患った後、非常に深刻な状態で入院しています」などと報じた。

 松本さんは自身のアニメ作品がイタリアで放送されて40周年を迎えたため、記念講演を行うため現地を訪れていた模様。

 「ラ・レプブリカ」は「トリノで最も有名なキャラクターの1人である『キャプテン・ハーロック』のイタリアでの最初の放送40周年を祝うために同所を訪れていた松本零士さんは、病気のために予定をすべてキャンセルした」と報じた。「関係者は夕方、松本さんが奇妙な話し方だと気づき、警戒していた。その後、松本さんはホテルの部屋に入ったが、その後も目を覚まさなかったため、救急搬送した」と伝えた。

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