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天皇陛下即位パレード 陛下は笑顔 皇后さま感涙…46台の車列約400メートル

 パレードで即位を祝う沿道の人たちに応えられる天皇、皇后両陛下=皇居前
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 天皇陛下の即位を披露するパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」が10日午後、皇居から赤坂御所までの約4・6キロで行われた。雲一つ無いさわやかな秋晴れの下、天皇、皇后両陛下はオープンカーに乗り、沿道に詰め掛けた多くの人々の祝福に、笑顔で手を振り応えられた。当初は10月22日に「即位礼正殿の儀」に続いて行われる予定だったが、台風19号の被害を考慮し、延期された。両陛下のパレードは1993年6月の結婚以来。

 東京の空は、雲一つ無い晴天。すがすがしい青色が広がっていた。天皇、皇后両陛下は、都内をパレードし、国民から直接の祝福を受けられた。

 天皇陛下はえんび服に勲章を着け、皇后さまはロングドレスにティアラ姿。宮内庁楽部による「君が代」の演奏の後、両陛下は午後3時、天皇旗を立てたオープンカーに乗車した。車内では言葉をかわし、笑顔も見せた。

 宮内庁楽部が、初披露となる楽曲「奉祝行進曲『令和』」を奏でる中、宮殿を出発した。皇嗣(こうし)秋篠宮ご夫妻や安倍晋三首相らがそれぞれ乗った車も加わった。皇居を出る際には宮内庁の職員らが列を作って車列を見送った。

 皇居・正門を出た車列は、警備車両なども含めて46台で、車列は約400メートル。両陛下は笑顔を絶やすことなく沿道に集まった人々に手を振った。「雅子さまー」。温かい声が届くと、皇后さまの目に涙が光る一幕もあった。

 車列は警視庁や国会議事堂正門、自民党本部などの前を通り、住まいの赤坂御所に30分後に着いた。

 パレードは当初は先月22日に「即位礼正殿の儀」に続いて行われる予定だったが、台風19号の被害を考慮し、延期されていた。政府は同月18日の閣議で延期を決めた。両陛下も犠牲者を悼み、早期の生活再建を願う気持ちを発表。今月9日の即位を祝う「国民祭典」でも、陛下があいさつの中で、台風などの大雨被害に触れ「心を痛めています」と語っていた。

 5月の即位から続いた、国事行為としての「即位の礼」の一連の儀式は今回で終わった。今後は14~15日に皇位継承の重要祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」などの行事が控えている。

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