皇居前広場 延べ6万人が祝福 全国各地の祭りなども集結
人気アイドルグループ・嵐が9日、東京・千代田区の皇居前広場で行われた「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」の第2部「祝賀式典」に出席し、天皇皇后両陛下の御前で、岡田惠和氏作詞、菅野よう子氏作曲の奉祝曲「組曲 Ray of Water」を奉呈した。47万通の応募から参加した3万人が見守った厳かな式典で全身全霊を込めて歌唱した5人は、国民的グループとしての使命を務めあげた。女優の芦田愛菜(15)、歌舞伎俳優の松本白鸚(77)、ロス五輪柔道男子金メダリストでJOC会長の山下泰裕氏(62)が祝辞。午後に行われた第1部と合わせ、延べ6万人が集まった。
国民祭典は2部制で、午後1時からの第1部「奉祝まつり」では、内堀通り及び皇居外苑で、全国各地の郷土芸能の披露やパレードが行われた。
郷土芸能には高知のよさこい鳴子踊りや秋田竿灯まつり、沖縄エイサー、盛岡さんさ踊りなど、15都市の踊り子が集結。日枝神社、浅草神社、大國魂神社など都内約30の神社のみこしも出た。パレードには全日本鼓笛バンド・フォームバトン連盟の音楽隊など3団体が参加した。
それに先駆けて行われたテープカットには、陸上短距離男子の桐生祥秀、体操女子の村上茉愛、フィギュアスケート女子の紀平梨花各選手らトップアスリートのほか、芸能界からは俳優の藤岡弘、が参加した。
