宇宙Six山本 下北沢を知らず「勉強しました」…本多劇場で主演舞台

 ジャニーズJr.内のユニット・宇宙Sixの山本亮太(29)が25日、東京・下北沢の本多劇場で、主演舞台「相対的浮世絵」(25~11月17日、同所。11月22~24日、COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール)の初日公演前に取材に応じた。

 多くの小劇場が存在する下北沢で、“演劇の聖地”的な存在の同劇場。ところが山本は「知らなかったんです」と苦笑いだった。兄役の俳優・伊礼彼方(37)に「下北沢とは」をレクチャーしてもらったそうで、「(兄弟役が)すごくいい感じです」と甘え上手なところを見せていた。

 舞台は2010年以来の再演。悩みを持つ岬智朗(伊礼)と同級生の関守(NON STYLEの石田明=39)の前に、20年前に事故で死んだはずの同級生・遠山大介(玉置玲央=34)と岬の弟・達朗(山本)、そしておしゃべりななぞの男・野村淳(山西惇=56)が現れる。智朗と関守の悩みに助け船を出す遠山と達朗だが、たわいのない思い出話が次第に事故の真実に近づいていく、というストーリーだ。

 タイトルに絡めて「浮世離れした金額が話題になってますが」とチュートリアル・徳井義実(44)の申告漏れについて質問された石田は「この物語もそうだけど、生きてたら許してもらえるチャンスがある。取り返しの付かないことも取り返すことができる」とエール。山西が「舞台の笑いは過少申告しないようにね」とうまくまとめると、山本も「笑いあり、時には涙あり、いろいろ詰まってます」と続き、座長らしくコメントを締めていた。

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