室井佑月氏や小沢一郎議員が安倍首相の「宇宙作戦隊」構想に苦言

 作家の室井佑月氏が18日、ツイッターを更新。安倍晋三首相が航空自衛隊に「宇宙作戦隊」を創設するという構想を掲げたという報道を受け、「倒れそうな電柱の対策もできてなかったのに」と、政府の対応が遅れていると批判されている千葉の災害対策の例を挙げて苦言を呈した。

 室井氏は「安倍さん『宇宙作戦隊』をやりたいって。でもって、海に流す汚染水は処理水と言い換えればOKとなるみたいな?ねえ、この国って進んでるの遅れてるの?」と、東京電力福島第一原発の“汚染水”の問題も出して批判した。

 また、国民民主党の小沢一郎衆院議員も同日、更新した公式ツイッターで安倍首相の「宇宙作戦隊」構想についての報道を引用。“宇宙自衛隊”への進化を掲げる安倍首相に対し、小沢氏は「この人物は一体何を言っているのだろうか?」と疑問を呈した。

 小沢氏は「激増する災害復旧費や社会保障費等、目先のさまざまな課題に対処する予算が全然足りておらず、また、今後人口減少で自衛官の確保もままならなくなる中、現在のこの国で本当に何が必要なのか冷静に考えてから、ものを言った方が良い」と諭した。

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