松坂桃李 松岡茉優から絶賛…ピアノ未経験者が必死に練習、「俳優はすごい」
俳優の松坂桃李(30)が16日、都内で行われた映画「蜜蜂と遠雷」(10月4日公開)の完成披露イベントに主演の松岡茉優(24)らと出席した。
史上初の直木賞&本屋大賞をW受賞した恩田陸氏の同名小説が原作の本作は、国際ピアノコンクールを舞台に世界を目指す4人のピアニストの挑戦と運命を描く。
本作に出演するためにピアノ未経験者の松坂はレッスンを受けた。初めて鍵盤を触った時は「先生の一言目が『ドはどこですか。それはファですね』でふぁ~みたいな」と先行きが怪しかったが、稽古の甲斐あって徐々に技術を習得した。
ピアノ経験者で主演の松岡も松坂の成長スピードには驚愕した様子で「最初は立ち上がる子鹿みたいだった。まさかそこから優しい演奏で俳優というのはすごいなと思いました」と称賛が止まらなかった。
本作のストーリーにちなんで、戦っていることを質問された松坂は「事務所と戦いが終わりました」と“終戦”を報告。09年のデビューから「アウトプットする10年で一息つく間がなかった。休みがほしい」と事務所へ打診し、その結果「お許し」が出たという。
突然の謎発言に先程まで「それ言って大丈夫ですか」と心配していた松岡も「アフリカでもブラジルでも行ってらっしゃい~」と笑顔で送り出していた。
舞台あいさつには、共演の森崎ウィン(29)と鈴鹿央士(19)も出席した。
