お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太（４２）と、女優の蒼井優（３３）が５日、都内のホテルで会見を行い、今月３日に入籍したことを発表した。交際期間はわずか２カ月という超スピード婚。ブサイク＆非モテ芸人として名高い山里が奇跡の嫁取り…と思いきや、蒼井の方も山里にメロメロ。随所にノロケをちりばめ、幸せいっぱいの夫婦関係を見せつけた。

　ブサイク＆非モテキャラの山里亮太が、まさかの大金星－。世間的にはそう思われることだろう。だが、実際の評判を考えると、そこまで意外な話でもない。芸人仲間に話を聞くと、少なからず「山里さん、実は結構モテるんですよ」という話は耳に入ってくる。

　確かに、山里には“モテ要素”が多い。テレビ・ラジオでレギュラー１６本という売れっ子、まず「話が面白い」という絶対的な強みがある。

　山里のトークは、自虐や“強者”への過激なイジリはあるものの、他人を傷つけたり貶めたりせず、皆が楽しく笑えるトークを展開する“おとこ気”がある。ラジオ番組のリスナーや、イベントの参加者などへのサービス精神も兼ね備える。

　一方の蒼井はかつて、俳優の大森南朋（４７）、鈴木浩介（４４）、シンガー・ソングライターの石崎ひゅーい（３５）らと浮名を流した“恋多き女”としても有名だ。この日、女優・美保純が、出演したＴＯＫＹＯ　ＭＸ「５時に夢中！」で、恋人との破局直後だった蒼井が「束縛が強いボーイフレンドは嫌だよね、って言ってた」と証言。おとなしそうな見た目と違う自由奔放さを持つ。その心をわずか２カ月でつかんだ山里が、イケメン芸人の鮮やかさだった。