志らく、積極的な番組出演は太田光&志の輔への「嫉妬」 TVで
落語家の立川志らくが1日、TBS系「ビビット」で、テレビ出演を増やした理由について、爆笑問題の太田光と兄弟子の立川志の輔への「嫉妬」だと明言した。
番組では、売れっ子落語家の志らくの日常に密着。最近は同局の「ひるおび!」のコメンテーターや、バラエティ番組など、テレビに頻繁に登場しているが、その理由について語った。
11年に師匠である立川談志が亡くなったが、その直前に志らくは、談志と爆笑問題の太田光の対談映像を見たという。「したらば談志が『俺の未練はむしろ爆笑問題の太田に置いていきたい』と。ものすごい太田光君のことをかわいがっていたから。その時になんで弟子じゃなくてそっちに置くんだと」と思ったという。
また別のトークショーで、アナウンサーが談志へ「談志の名前は誰に継がせるんですか?」と質問した場面を見たという。その時に談志は「順番から言ったら志の輔かな。志の輔じゃないと世間は納得しないだろう」とコメント。更には「(志らくが)どうしても継ぎたいなら継いでもいい」という「なんか変な言い方をしたんです」と振り返った。
この2人に対し、志らくは「私の嫉妬ですよね」ときっぱりと明言。その後、談志が亡くなると世間が大騒ぎとなったが、この騒ぎを目の当たりにした志らくは「売れていることってすごいなと思った」と実感。太田と志の輔への嫉妬を乗り越えるには「売れないといけないんだなと思って、テレビにでるのを模索した」と、それが現在の積極的なテレビ出演につながっていると説明していた。