大島花子 顔面神経麻痺を公表「まさか自分が…」闘病数か月

 1985年の日航ジャンボ機墜落事故で犠牲になった人気歌手の坂本九さん(享年43)の長女で歌手の大島花子(44)が1日、ブログを更新。1年前に顔面神経麻痺と診断され、数カ月にわたり治療したことを告白した。「同じような経験をされてる方の何かの助けになれば」という思いで、発症から1年がたち、公表したという。

 異変を感じたのは1年前。コンサートの準備をしようと楽屋で鏡の前に座ったところ、「眉毛が明らかに左右差。左がぐっと下にある。そして、左目だけ瞬きをしていない」ことに気づいたという。

 コンサートを終えた後、総合病院の緊急外来を受診。CTスキャンなどの検査の結果、「顔面神経麻痺の疑い」と言われ、翌日、総合病院の耳鼻科で、ベル麻痺という種類の「顔面神経麻痺」と診断された。「衝撃的な病名と症状で、真っ暗闇に連れて行かれたようにも」感じ、数カ月にわたる治療期間は「まさか自分がそのような病になるとは思いもよらずあまりに驚き落ちこむことも」あったことを明かした。

 原因は確定できないものの、疲れやストレスでウイルスが増え、耳の下あたりにある顔面をつかさどる神経の異常で起こるとされ、「見た目ももちろんのこと、耳の症状もあり(大きい音を通常より敏感に大きく感じるなど)自分の感覚が感覚でなくなるという違和感はすさまじく、バランスがとりづらい」「食べたり飲んだりできない、うがいできない」「まぶしい」などの症状があり、「数日はベッドで横になっていないといられないほどでした」と自らが経験した症状を詳細に伝えた。

 そして、「治るのだろうか、歌えるのだろうかという精神的な不安感」も大きかったことを明かした。

 ステロイドの点滴や飲み薬で治療し、10日ほどで症状はかなり落ち着いたというが、「リハビリ科で指導いただきながら数ヶ月かけて徐々に回復となりました」と長い闘病となったという。

 ブログでは支えてくれた夫や息子、家族への感謝の思いもつづった。

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