テレビ東京の小孫茂社長（６６）が２７日、都内で定例会見を開き、同局が製作委員会に名を連ねる映画「日日是好日」（１０月１３日公開）の出演者で１５日に亡くなった女優・樹木希林さんを惜別した。

　心境を聞かれ「非常に存在感のある大女優。どんな映画にもフィットする人間力をお持ちの方だった。逝去されたことを残念に思いますし、心からご冥福を祈ります」としのんだ。

　映画は茶道教室に通う２０年間をつづったエッセーが原作。樹木さんは茶道教室の先生を演じており、小孫社長は「試写を見た人たちから『絶対に見た方がいい。これは演じているんだろうか？そこに何の言葉もなくても自然とメッセージが伝わってくる』と言われました」と円熟の演技力に絶賛の声が相次いでいることを明かした。