菅井きんさん、ギネス世界記録も持っていた 82歳で「最高齢映画主演女優」

 女優の菅井きん(本名佐藤キミ子)さんが10日、都内で亡くなったことが23日、分かった。92歳。東京都出身。必殺仕事人シリーズの名脇役などで活躍した。菅井さんは長く名脇役としてお茶の間に親しまれたが、08年には映画に初主演。「最高齢映画主演女優」として、当時、ギネス世界記録に認定された過去を持つ。

 菅井さんは「必殺シリーズ」や黒澤明監督作品などで、名脇役として作品を支えてきたが、そんな菅井さんが82歳で初の映画主演を務めたのが「ぼくのおばあちゃん」。トップ営業マンが仕事に追われる中、おばあちゃんの記憶を呼び起こし家族の絆を取り戻すという作品だった。

 完成披露試写会に登場した菅井さんは、ギネス認定書を手渡されたものの「ピンと来ないです」と笑顔。82歳での初主演に「張り切り過ぎちゃって、抑えるのに苦労した」と喜びを語っていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス