元ＴＢＳアナウンサーの木場弘子が２２日、ブログを更新し、「日大アメフト部の加害選手の青年の記者会見を見ました」として、大学側の対応を「あまりにも情けない」と記した。

　木場は、会見冒頭の説明のみを聞いたとし、「監督の指示内容に関する　事実に対する説明を　大学側より先に　学生がしなければならない、この状況はあまりにも情けないと感じました」と大学側の対応の遅さを指摘した。

　悪質な反則行為について、日大の内田正人前監督の指示があったかどうかについて「『２４日までに文書で』というのは何なんでしょう。監督も組織としての大学も危機管理、真摯に事情説明をする誠意が感じられず、ホントに情けない」と重ねて批判。「本来、学生を守っていくのが大人の義務であり、大学のあるべき姿と思いました。この学生さんが言っていることが本当だとしたら、世間に報告することが厳しいのは分かりますが、言いにくいことこそ、迅速に正直に公表して、謝罪することが必要だと思います」と大学側に速やかな対応を促した。

　最後に木場は「この学生さんが今後、アメフトをやめる、と聞いて何ともやり切れない気持ちになりました」とつづった。