日本維新の会の松井一郎代表（５３）が２８日、大阪市内で取材に応じ、波紋を広げている同党の丸山穂高衆院議員（３３）のツイッター投稿に不快感を示した。丸山氏の投稿を巡っては、礼節を欠いているとして物議を醸していた。

　事の発端は２４日に丸山氏が党の代表選の実施などを求めたツイッター投稿。「若造に言われんでも代表は言うだけの人ちゃうし、ちゃんとやりまっせですね、失礼をば」などと記したことに対し、前大阪市長の橋下徹氏（４８）がその言葉づかいを問題視。代表選実施について「やればいい」と妥当とした上で「言葉遣いから学べ、ボケ！」「丸山のボケ」などと連日、丸山氏への批判をツイッター上で展開し、波紋を広げていた。

　松井氏は、丸山氏の投稿の言葉づかいについて「人をおちょくったような言論」とし、「まずいと思う」と指摘。その上で、自身が公人の立場であることを強調し「我慢するしかない。自分の置かれている立場をわきまえているつもり」と話した。一方で、私人としては「２０も歳の違う下の者から、ちょけた話されると私人としてはいろいろある」とし、不快感を示した。丸山氏については「外に向かって、何をいちびっているのか」とし、「同じ土俵に乗る話ではない」と語った。