MOROHA、フリースタイル人気に「うらやましい」けど我が道行く

 AMラジオの文化放送が17日、東京・港区内の同局で上口宏社長の定例社長会見を開いた。同局で「MOROHAの!オニヤンマ獲りにいこうぜ!」(火曜、後9時)を今月3日からスタートさせた2人組ラップユニットのMOROHAがゲストとして出席し、心境を語った。テレビ朝日系の「フリースタイルダンジョン」が火をつけたフリースタイルブームへの思いも明かした。

 MOROHAの2人は長野県上田市出身。高校の同級生だったアフロとアコースティックギターのUKが08年に結成した。楽曲、ライブも2人だけの編成で手がけ、メッセージ性に富んだリリックが特徴だ。

 実家が「いなかなもんで」と語るアフロは、筋金入りのラジオっ子。「なかなか電波も入らなくて、ぴゅーんと(アンテナを)伸ばした金具のところを触れると(電波が)入ったり、離すとザーっとなったり」と、四苦八苦しながら若い頃は聴いていたという。ラジオを通じて、「ラジオで聴いていると(自分とパーソナリティと)近しい印象を受けた。タメグチで話しかけてもらえる関係性に聴いている人となれたらいいな」と、ファンやリスナーと関係を築いていきたいと語った。

 昨今のフリースタイルブームについては「うらやましいです」と苦笑い。かつてはMCバトルにのめり込んでいた時期もあったと振り返りつつ、「自分の参加できないお祭りがすげえ盛り上がっているっていう気持ちで、悔しいなと思いつつ。自分しかできないことがあるはずなので、それをひたすら(やる)。そっちの方が格好良いぞという意地を持ってやりたいです」と独自の活動を続けていくと誓った。

 UKはラジオはあまり触れてこず、アルバイト先で耳にしていた程度だったというが、「MOROHAを知らないラジオリスナーにMOROHAを知るきっかけになってくれたら。逆にMOROHAを知ってて、ラジオを知らない人たちをラジオに引っ張ってこられる番組をやりたい」と意気込んだ。

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