菊川怜、大号泣 とくダネ!卒業で「こんなに大好きと初めて分かった」

 女優の菊川怜が29日、フジテレビ系「とくダネ!」をこの日で卒業、号泣しながらあいさつした。菊川は2012年7月から同番組のキャスターに就任。8月10日に、9月いっぱいでの番組卒業を発表していた。

 番組後半、小倉智昭から「怜ちゃん、今日は放送始まる前から涙が止まらなくて。残り20分となりました」と言われ、菊川はこらえきれず涙。その後、キャスター就任後の数々の思い出のシーンをVTRで振り返った。この日も番組が始まる直前まで涙を流していた姿も放送。ワイプで抜かれた菊川はハンカチで何度も涙を拭っていた。

 菊川は「やめるにあたって初めて分かった。こんなにとくダネ!が大好きで、みなさんが大好きと、やめて初めて分かることもあるんだなと」と涙を流しながらあいさつ。泣きすぎて言葉が聞き取れない部分もあるほどだったが、小倉から「もうちょっと早く気がついて欲しかった」と言われ、泣きながら笑っていた。

 「本当に居心地良くて慣れてしまって、視聴者の皆さん、スタッフ、出演者の皆さん…」というと再び嗚咽をもらして涙。小倉から「またコメンテーターで来る?」と言われ何度もうなずきスタジオは爆笑。「小倉さんの夏休みに来ようかと思って…」と涙ながらに切り返し、小倉も「成長したよね」と笑顔を見せた。

 スタジオには出演者だけではなく、数多くのスタッフも集結した様子もカメラに映し出された。卒業を決めた後の心境を聞かれると「正直揺れる気持ちも(あった)。私は本当に潔くない人間だと思いますけど…」と涙、涙。小倉から「そんなことはない。潔いよ」「何度も怜ちゃんの笑顔に救われた」と声を掛けられ、最後に花束を渡されると「ありがとうございました!」と何度も頭を下げ、感謝を伝えていた。

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