海老蔵「来世も再来世も一緒にいよう」とプロポーズ…闘病中にも麻央さんと約束

 がん闘病中だったフリーアナウンサーの小林麻央さんが22日に34歳の若さで死去した。夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)は23日、東京・渋谷のシアターコクーンで主演舞台の合間に会見。麻央さんが息を引き取る直前に「愛してる…」と言って旅立ったことを明かし、涙した。闘病中の麻央さんとは「来世も一緒に」と話したという。

 麻央さんは2010年1月の婚約会見で「来世も再来世も一緒にいよう」とプロポーズされ、「うれしかったです」と幸せいっぱいの笑顔で話していた。

 【10年1月30日付け本紙より】

 歌舞伎俳優・市川海老蔵(32)とフリーキャスター・小林麻央(27)が29日、都内で記者会見を開き、正式に婚約を発表した。昨年11月に真剣交際が発覚後、公の場では初のツーショットを披露。22分間の会見中は何度も2人で見つめ合うなどラブラブモード全開。海老蔵のプロポーズの言葉が「来世も再来世も一緒にいよう」だったことも明かされた。挙式は7月で調整中。麻央はレギュラー出演中の日本テレビ系「NEWS ZERO」を3月末で降板するが、仕事は続ける予定。

 いつもの、凛(りん)とした海老蔵ではなかった。公の場では初のツーショット。ピンクを基調にした振り袖姿の麻央の隣で、その表情は緩みっぱなし。22分間の会見中、2人で見つめ合うこと実に22回。そのたびにほほ笑ましい空気が漂い、報道陣に幸せぶりを存分に見せつける格好となった。

 数々の浮名を流してきた“歌舞伎界のプリンス”が変わった。昨年11月の交際発覚直後、海老蔵は「僕はずっと愛し続けます」と宣言。さらに「毎日がプロポーズの日々」とのろけていた。 諸先輩からは「あんなこと言っていいのか?」などとひやかされたというが「僕としては言ってよかったと思ってます」と改めて言い切った。麻央の口からは、心に一番響いたプロポーズの言葉が「来世も再来世も一緒にいよう」だったことも明かされた。

 麻央の左手薬指には海老蔵の愛の証しである3・3カラットのダイヤモンドが輝いていた。昨年12月12日、婚約の席で麻央の指にはめられた。海老蔵は「本当に一瞬なんですけど、忘れられない一瞬だった」と感慨深げに振り返った。

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