若嶋津・高田みづえ長女アイリ 稀勢の里Vに号泣

 稀勢の里の優勝に号泣したというアイリ
 生まれたばかりの長女・アイリを抱く高田みづえと、長男・勝信さんを抱く若嶋津=1989年1月
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 新横綱稀勢の里が2場所連続優勝を決めた26日の「大相撲春場所・千秋楽」のNHK中継の視聴率が、関東地区で2010年代で最高となる平均24・4%を記録したことが27日、分かった。元大関若嶋津の二所ノ関親方と歌手・高田みづえの長女で女優・アイリ(28)も「心技体が整った瞬間だった。号泣でした」とデイリースポーツの取材に語った。稀勢フィーバーに沸き、相撲大好き女子“スー女(ジョ)”も急増。夏場所も目が離せない。

 “スー女”のサラブレッド、アイリは「(得意の左ではなく)右であの投げが出てくる、ってことは、正直気持ちとも思うが、実力ありき、稽古ありきの中でその瞬間にパワーが出る。横綱は心技体と言いますが、(それが)整った瞬間でした。号泣でした」とテレビ観戦しながら涙したことを振り返った。

 父は「南海の黒豹」と言われた元大関若嶋津。1歳の時に父が部屋を設立。幼稚園の運動会には部屋の力士が応援に来るなど、相撲とは切っても切れない生活だった。

 稀勢の里には10年前に初めて会ったそうで、以来、「寡黙な感じで、言葉で語るよりも、相撲で語る昔ながらのお相撲さん」と大ファンに。春場所は取組の感想をメモしながら応援したという。

 13日目に左肩を負傷し、テーピング姿での激闘。「横綱土俵入りの時、テーピングをしていいのか、って実際に父に聞いたそうで…」と、稀勢の里が審判部長でもある二所ノ関親方に相談を持ちかけていたという秘話も明かした。

 自身は大学卒業後に芸能界入り。母の影響もあってか、「小さいころから歌が好き」だったが、芝居の魅力にとりつかれ、女優の道に進んだ。芸能界入りを決めた際には、両親は反対も賛成もしなかったという。「母は『本当にやりたいんだったら、納得するまでやりなさい』と。父は小さい時から『人に迷惑をかけなければ、やりたいことがあれば、頑張りなさい』と。あまり口数は多くないので(笑い)。どちらも甘い世界ではない、という思いはあったと思います」と話した。

 稀勢の里の闘う姿に「私も諦めないでがんばろう、と思った」というアイリ。「私も小さなことでいいので、人の人生に携われたらいいな、と。長くお芝居を続けていきたい。それが目標です」と語っていた。

 アイリが応援しているのは稀勢の里と、「(毛が)もじゃもじゃした感じで、くまさんみたいでかわいい」と高安。注目の力士には宇良を挙げ「よくピンクのまわしをつけてるんですけど、お母様が好きな色なんです。母性をくすぐられます。取組後の礼もとっても丁寧で、素敵だな、と」。イケメン力士としてスー女に人気があるのは、CMでもおなじみの遠藤をはじめ、勢、隠岐の海ら。遠藤が14年2月に“お姫様抱っこ”イベントを開催した際には、定員6人に8132人の応募が殺到した。

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