モーニング娘。を卒業後、約２年４カ月間休養していた道重さゆみ（２７）が１９日、東京・丸の内の「ＣＯＴＴＯＮ　ＣＬＵＢ」で復帰公演「ＳＡＹＵＭＩＮＧＬＡＮＤＯＬＬ～再生～」を行い、復帰した。公演前に取材に応じた道重は、「再生」を祝福してくれた元ＳＭＡＰの木村拓哉（４４）に感謝した。

　道重は１８日に放送（収録は１７日）されたＭＢＳラジオ「ヤングタウン　土曜日」で木村と共演していた。木村はフジテレビ系特番「さんタク」（４月放送）の企画で、パーソナリティー・明石家さんま（６１）の「１日付き人」としてスタジオを訪れていた。番組中に道重へのお祝いを買ってくるようさんまに命じられ、カラオケセットを購入した。「お帰り」とスマートにプレゼントした木村に、道重は「やっぱイケメン」と感激していた。

　報道陣から木村について尋ねられた道重は「あのキムタクですよ。すごいですよね」とあえてニックネームを呼び捨てにしてコメント。「テレビで見てたキムタクにお祝いしてもらうなんて、こんなぜいたくはないです。本当にありがたいです」と“暴言”を織り交ぜながら感謝し、笑いを誘っていた。

　公演は、せりふのない、歌とダンスだけのパフォーマンス。プロジェクションマッピングやイリュージョンを加えてファンタジックな物語を表現している。新曲６曲に加えてモー娘。時代のソロ曲「ラララのピピピ」「シャバダバ　ドゥ～」も披露した。

　２０１４年１１月２６日の卒業公演後、初めてファンの前に立った道重は、「お帰り」コールに「ただいまー」と満面の笑み。復帰前の撮影などの際に体調を崩したことを告白し、「こんなに緊張に弱かったっけなぁ～と思ったんですけど、今日は無事に元気に（初日を）迎えられました」と喜びを爆発させた。