アイドルグループ・ＳＫＥ４８が１１日、千葉・幕張メッセで、２２日発売の２ｎｄアルバム「革命の丘」の発売記念イベントを開催。同作に収録された新曲「夏よ、急げ！」を初披露した。

　１２年９月発売の「この日のチャイムを忘れない」以来、４年半ぶりとなったオリジナルアルバム。松井珠理奈（２０）は「『夏よ、急げ！』というより、『アルバム、急げ！』って私は思ってました」とジョーク混じりにＰＲした。

　さらに「お待たせしてしまったというのはあるんですけど、その分、ファーストシングルから収録されていたり、もちろん今の新しい曲も入っているので、８年間の集大成がすべて詰まったアルバムになっているのがうれしいです」と笑顔。「お待たせしてしまった分、ボリューミーな内容になっているので、たくさんの方に手にとっていただければうれしいです」と話した。

　松井はアルバム収録のソロ曲「花占い」で作詞に初挑戦した。グループの総合プロデューサーである秋元康氏（５８）へのライバル視を問われ、「全然ないんですよ～！」と大笑い。作詞に挑んだきっかけを「秋元先生は、男性なのに女の子の気持ちをリアルに描けているのはすごいなと。私も演技のお仕事をさせていただく機会が増えて、他に自分の気持ちを表現できる場所があるかなって思った時に、作詞をしてみようと思いました」と説明した。

　さらに「（詞を）書いた日は、なんだか夜、全然寝れなくて、どうしよう…と思って気持ちを紙に書いてみたら、これを歌にしたいなと思って」と、初作品の誕生秘話も明かした。

　また「革命の丘」というタイトルに関しては「アイドルは日々進化していかなきゃいけない、革命を起こしていかなきゃいけないと思っているので、その最終目的地を『革命の丘』に例えています」と解説。「今年は本当に、改めていろんなことがスタートする、勝負の年なので、頑張っていきたいです」と意気込んだ。

　昨年の選抜総選挙で７位に入った須田亜香里（２５）は「歌って踊っている私たちを“３Ｄ”でお見せできて良かった」とニッコリ。「ＳＫＥってやっぱり、生で見てこそかわいいね！って言ってもらえることが多いので…」と満足げだった。