お笑い芸人の元ほっしゃん。こと星田英利が２２日、フジテレビ系「バイキング」に生出演し、引退騒動について赤裸々に告白。一時は引退を決意した理由について「実力だったり、家庭のことだったり…」とさまざまなことが絡んで決めてしまったと語り「本当に子供だった」「一種の不祥事だったと思う」と反省の弁を述べた。

　星田は１２月６日に自身のインスタグラムで「年内の引退を夏からずっと会社と相談してて、そうしようかなと思います」などと投稿。だが同日夕方にはインスタを削除、夜には「いろいろ考えましたが続けさせていただきます」と引退を撤回し、騒動に発展していた。

　番組内で星田は引退について「ずっと考えていた」と、突然の思いつきではなかったといい、「夏からいろいろ考えていた」とインスタグラムにつづったことは真実だったとした。

　この騒動に、ＭＣの坂上忍は「びっくりした。でも（すぐ撤回したことで）子供じゃないんだから」とたしなめると、星田は「反論しようがない。本当に子供だった」と反省。引退については「全部自分で決めた」と語り、家族、友人に一切相談なくインスタに書き込んだことも明かした。

　ただ、これほどの騒動になるとは「想像もできなかった」といい、「こんなに注目されてるとは思わなかった」と、本音ももらした。同業の仲間たちからも数多く連絡をもらったといい「こんなに言って下さるとは思わなくて。本当に軽はずみだった」「いっときでも思ってくれる人たちを裏切る形になったのは心が痛い」と反省しきりだった。

　引退を決意した理由について質問が及ぶと「本当は言わなきゃいけないけど…」と言葉を濁したが「色んなことが合わさって。実力だったり家庭のことだったり。いろんなことが合わさって、自信が無くなってしまった」と説明。「こんな感じでこの世界におったら失礼なんじゃないかと。衰えも感じて、それ考えたらここも、ここもと自分が大嫌いになってきて…」とマイナス思考にはまってしまったことが理由の一つだったと公表。また、４５歳という年齢になり「もっと自由なことがしたいなとおも思った」という理由も語っていた。