M-1王者・銀シャリ出演オファー100本超!関西地区瞬間視聴率32・9%

 4日午後6時30分からテレビ朝日系で生放送された若手漫才No.1決定戦「M-1グランプリ2016」の平均視聴率が関西地区で23・8%を記録したことが5日、わかった。優勝したお笑いコンビ・銀シャリのホームグラウンドで圧倒的な注目を集め、13・5%だった関東地区より10ポイント以上も上回った。

 関西の瞬間最高視聴率は午後8時55分、最終審査の結果発表のシーンで32・9%の高数字。関東も同時間に18・5%をマークした。関西地区の平均視聴率は11月28日~12月4日の全番組中、トップ。5年ぶりに開催された昨年の21・4%から3ポイント以上、アップした。01年から10年まで行われた10大会の最高視聴率は08年の関東23・7%、関西35・0%。

 また、栄冠をつかんだ銀シャリに、早くも仕事のオファーが殺到した。所属事務所によると、劇場、営業などすべての案件を合わせた新規の出演オファーは、5日午後4時現在で100件を突破。うち約40件がテレビ番組の出演で、全国ネットのゴールデンタイムの番組からも多数あるという。

 銀シャリはこの日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」の取材に応じ、優勝直後にLINEメッセージが300件を超えたことを報告。優勝賞金を「婚活代に充てたい」としていたツッコミの橋本直(36)は、過去に食事に誘っても応じてくれなかった女性からの祝福メッセージがあったと喜んだ。

 番組内でインタビューした同局の山本雪乃アナウンサーは「めまぐるしいスケジュールで。マネジャーさんに電話がきて、30分間で40本の仕事が決まってました」とフィーバーぶりを暴露。その後、さらに倍以上のオファーが殺到したことになる。(数字はビデオリサーチ日報調べ)

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