植草貞夫さん「もう一度ユニホームを」

 元朝日放送アナウンサーで、高校野球の実況に携わった植草貞夫さん(83)が17日、兵庫県内でデイリースポーツに清原和博被告(48)への思いを語った。植草さんは1985年、当時PL学園高3年の清原が甲子園で本塁打を放った際の「恐ろしい!両手を挙げた!甲子園は清原のためにあるのか」という名実況で知られる。

 植草さんは5年前、朝日放送60周年記念の特番に出演した際、甲子園球場で清原被告と対談したという。

 「その時は、そんな(覚醒剤を使っている)感じはなかった。息子さんのことをすごく自慢していた。『できがいいんですよ』と。『僕も将来は指導者になりたい』と話していたのが印象的でした」と振り返った。

 清原被告が巨人にFA移籍した頃、清原被告の母・弘子さんから「(一部報道で)悪く書かれていますが、いい子で親孝行です」という手紙をもらったこともあるといい「優しいあまり、気の弱いところがあったんでしょうか」と分析。「時間がかかるかもしれないが、もう一度ユニホーム姿を見たい」と、更生に期待した。

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