プリンス急死 悲しみ、世界中に拡散

 「パープル・レイン」など数々のヒット曲で知られ、世界の音楽シーンで一時代を築いた米人気歌手プリンスさんが21日、米中西部ミネソタ州ミネアポリス近郊の自宅で意識不明の状態で見つかり、間もなく死亡が確認された。57歳だった。米メディアが伝えた。昨年末にニューアルバムを発表したばかりの衰え知らずな“殿下”が迎えたナゾの急死。バラク・オバマ米大統領(54)が追悼声明を出すなど、世界が衝撃に包まれた。

 プリンスさんの急死を受け、政界や音楽界、スポーツ界から惜しむ声が相次いだ。

 オバマ大統領は声明で「現代で最も才能豊かな音楽家の一人だった」と惜しんだ。

 米誌の電子版によると、英ロックバンド「ローリング・ストーンズ」のミック・ジャガー(72)は「革命的なアーティストで、素晴らしい音楽家、作曲家だった。才能も無限だった」と振り返った。ストーンズは1981年のロサンゼルス公演でプリンスさんを前座に抜てきしている。

 交際が報じられたことがあり、自身の「ラヴソング」をプリンスさんと共作したマドンナは「彼は世界を変えた。何という喪失。うちひしがれている。これはラヴソングではない」と、ツーショットを添えてツイート。

 米歌手スティービー・ワンダー(65)も米テレビに「ショックで信じられない」。一緒に演奏した経験を振り返り「これほど才能のある男が私たちの前からいなくなってしまうなんて、胸が張り裂ける思いだ」と語った。

 米プロバスケットボールの元スーパースター、マジック・ジョンソン(56)もツイッターで「音楽の天才」だったと称賛し、「プリンスよ、安らかに」と書き込んだ。

 日本でもX JAPANのYOSHIKI(年齢非公表)、LUNA SEAの河村隆一(45)、LUNA SEAとX JAPANのSUGIZO(46)、IZAM(39)、辻仁成(56)、西川貴教(45)、スガシカオ(49)、昨年「プリンス論」を出版したノーナ・リーヴスの西寺郷太(42)ら、多くのミュージシャンがSNSで悲しみをつづった。

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