シン・ゴジラ 総キャストは世界最大級

 東宝が12年ぶりに製作する人気シリーズの新作映画「シン・ゴジラ」(7月29日公開)の総キャスト数が世界最大級の328人に上ることが13日、分かった。長谷川博己(39)、竹野内豊(45)、石原さとみ(29)が発表されていたが、残る325人が明らかになった。今作のキャッチコピーは「ニッポン対ゴジラ。」。全身ビジュアルの公開と同時に、日本のゴジラ史上初のフルCG作品となることも判明。最強怪獣を倒すべく、高良健吾(28)、大杉漣(64)ら日本の俳優が総結集した。

 日本のみならず、世界中の映画を見渡しても最大級の俳優陣でゴジラに挑む。

 庵野秀明総監督(55)が脚本に書き込んだセリフのある役は328人。エキストラを含めない数としては極めて異例だ。主演の内閣官房副長官・矢口蘭堂役の長谷川を支える秘書官の高良や、内閣総理大臣役の大杉ら実力派俳優のみならず、ジャンルを超えた豪華な面々が顔をそろえた。

 歌手のKREVA(39)や映画監督の塚本晋也氏(56)が出演。避難民の前田敦子(24)やジャーナリストの三浦貴大(30)、自衛隊員の斎藤工(34)、消防隊隊長の小出恵介(32)ら、セリフの少ない役柄にも主演級のキャストが配置されている。

 物語の多くは明かされていないが、キャッチコピーは「ニッポン対ゴジラ。」で日本国民が力を合わせてゴジラと戦う。追加キャストと同時に解禁されたゴジラの全身は、赤く発光した表皮など独自の不気味さを放つビジュアル。着ぐるみの伝統を離れ、日本のゴジラ史上初めてフルCGで作られた最強の怪獣を倒すため、俳優陣もオールジャパンで、という意気込みの表れだ。

 エグゼクティブプロデューサーの山内章弘氏は「間違いなく日本映画最大規模の出演者数。新たなゴジラと対峙するにはそれだけのパワーが必要だったということですが、あまりの総集結ぶりに撮影時期は『ゴジラの現場以外、日本から俳優が消えた』と多くの方からお叱りを受けました」と胸を張った。

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