KOBerrieS♪新曲は地元色

メンバーの伊藤優里が描いた新曲のジャケット
メンバーの山下香奈が描いた新曲のジャケット
KOBerrieS♪の新曲のジャケットを製作した切り絵作家の民井達也氏
3枚

 神戸発のご当地アイドルグループ・KOBerrieS♪が、阪神淡路大震災の発生から21年を迎える17日、被害が甚大だった神戸市長田区で復興ライブイベントを行う。16日には、2月10日発売の両A面シングル「こんなに人好きになるんだね/ドンギバ♪」のアートワークを発表。メンバー直筆の絵や、地元の絵師による切り絵が使用されるなど、これまで以上に“ご当地色”にあふれた仕上がりとなっている。

 今作はTYPE-AからDまで4種類のジャケットが用意され、いずれも神戸の街並みがテーマ。TYPE-Aは、阪神淡路大震災で被害を受け「震災アーケード」と言われた「西神戸センター街」で撮影された写真。TYPE-Bは震災で全焼した「大正筋商店街」のに埋め込まれたKOBerrieS♪メンバーらの手形前で撮影された写真が使用されている。

 TYPE-Cはメンバーの伊藤優里(21)と山下香奈(22)が「それぞれのメンバーと神戸」をテーマに色鉛筆で描いた絵を使用。伊藤が表面、山下が裏面を担当した。TYPE-Dでは、地元で活躍する街場絵師・民井達也氏(42)が、神戸のシンボル・ポートタワーの下で躍動するメンバーを切り絵で表現した。

 昨年9月発売の「チグハグコミュニケーション」でもジャケットを担当した民井氏は「コウベリーズの目指す高さや世界観の広がり。抜けるような青空に1本の飛行機雲を背景に入れ、これからも神戸を全国に発信し続けてほしいと願って描いた」と製作意図を説明した。

 震災発生の12日前、95年1月5日に生まれたキャプテンの間中芽衣(21)は「私たちは、震災とともに歩んできた世代。“オール神戸”で語り継いでいきたい」と話し、今後も自らの活動で震災を風化させないことを誓った。

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