嘉門達夫“文学賞獲り”で又吉に続く!

 歌手・嘉門達夫(56)が9日、大阪市内で取材に応じ、8日に発売した自叙伝的小説「丘の上の綺羅星」(幻冬舎)で、ひそかにピース・又吉直樹(35)に続く“文学賞獲り”の野望を明かした。

 同市内の書店を偵察したという嘉門は著書が「つんく♂の本と並んで置いてあった。書評に書いてもらうのもタイミングですからね」とライバル本の動向も気になる様子だ。

 07年に著した初小説「た・か・く・ら」は後に陣内孝則(57)主演でドラマ化されたが、発売当時は麒麟・田村裕(36)のベストセラー「ホームレス中学生」とかぶったことを振り返り「今回は又吉君の次回作もまだやし…直木賞!いや、本屋大賞がいいかな」とニヤリ。「映像化もお願い。主演は関ジャニ∞で」と熱望した。

 新作「丘の上-」は、恩人である元毎日放送プロデューサーの故渡邊一雄氏との交流を軸に、嘉門が若手時代にMBSラジオ「ヤングタウン」で活躍を始めた時代や、師匠の笑福亭鶴光(67)から破門され、強烈な“追放”を受けた様子なども赤裸々につづられている。「昭和時代の演芸やラジオ界の空気も描いて、密度の濃い物語になったと思ってます。(文学賞の)ノミネートだけでも!」とアピールした。

 小学生時代、故郷の大阪・茨木にゆかりのある川端康成がノーベル文学賞を受賞したことに感銘を受け「将来は文学者」と目標にした時代もあるという。“嘉門大先生”の誕生なるか?

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