三浦春馬、香港「進撃」フィーバー感激

 俳優の三浦春馬(25)が15日、香港市内で行われた主演映画「進撃の巨人 エンド オブ ザ ワールド」(19日公開)のワールドプレミアに女優の水原希子(24)と出席し“進撃フィーバー”に包まれた。人気漫画を2部作で実写化した話題作の後編。ファン3000人から黄色い歓声を浴び、感謝の気持ちを広東語と北京語で届けた。後編は、日本で興収30億円を突破している前編の海外展開を上回り、最終的に100以上の国と地域で上映される見通しであることも分かった。

 繁華街・九龍の大型ショッピングモール「apm」で行われたレッドカーペット。門出を祝う獅子舞と名前入りうちわを持った現地ファンに迎えられ、熱い歓迎ぶりを肌で感じた。

 春馬は広東語で「みなさんに会えてうれしいです」とあいさつ。続けて主演映画のため勉強したことのある北京語に切り替え、詰まりながらも中華圏の言葉で思いを伝えることにこだわった。

 会場内のシネコンにある6スクリーンすべてを回る異例の舞台あいさつも敢行。過去に「アベンジャーズ」などハリウッド大作の俳優しか経験したことのない対応に地元での人気ぶりが表れていた。

 「進撃」の前編は香港で8月13日に封切られ、邦画実写では00年の「告白」以 来となる1000万香港ドル突破のヒットを記録。香港にある全45館の劇場を“制圧”し、総スクリーン数の約半数となる100スクリーンでの上映となった。

 現地配給のエスター・ヤン氏は「難敵を乗り越える、チャレンジするという国民性にマッチした作品」と分析。高い人気を博したことが、日本でも実施されない、後編唯一の一般向け試写会開催につながった。後編はフランス語圏での配給を最終調整中で、100以上の国と地域で上映される見込み。

 前編からの総移動距離3万2000キロのキャンペーンを異国の地でド派手に締めくくった春馬。前編公開前には、自身の海外進出について慎重だったが、国外イベントでの熱気を通じて心境に変化が生じたようだ。「海外のアクションに挑戦してみたい。見てみたくなったんだと思います。自分が世界各国で何を感じるのかを」と熱く語った。

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