能年玲奈、初の茶髪で“脱あまちゃん”

 女優の能年玲奈(20)が18日、都内で行われた主演映画「ホットロード」(8月16日公開)の製作報告会見に出席した。能年は社会現象となったNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」後、初の出演作。人生で初めて茶髪にするなど陰のある不良少女を演じ、三木孝浩監督(39)は“脱あまちゃん”に太鼓判を押した。

 天真らんまんな天野アキから、不良少女・宮市和希へ。「ホットロード」の映像が解禁され、人生初という能年の茶髪姿がお披露目された。能年が「初めて髪の色を薄くしました。見ていただいた方にどう感じていただけるのか」と語るように、容姿、性格ともに「あまちゃん」とは正反対といえる、陰を背負った役柄だ。

 原作は名作少女漫画。原作者・紡木たく氏の希望で、キャスティングは「あまちゃん」前から決まっていた。撮影は昨年11月5日から12月23日。クランクイン前にブレークしたことで、能年には「あまちゃん」のイメージが強くなった。

 しかし、「僕等がいた」「陽だまりの彼女」など恋愛・青春映画に定評のある三木監督は、女優・能年を「明るく元気なパブリックイメージがあると思うけれど、陰のある役をやった時すごく魅力を放つ役者。清廉さ、冷たさや静けさがすごくある」と分析。本作での“脱あまちゃん”に太鼓判を押した。映画では誰もが通った10代の苦悩と成長が描かれる。会見で「私は口べたで、人付き合いが得意な方ではない」と自己分析した能年だけに、素に近い“陰”の役柄は、「あまちゃん」に続く代表作となりそうだ。

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