俳優の阿部寛（４９）が２６日、都内の銭湯で主演映画「テルマエ・ロマエ２」（４月２６日公開）の完成報告会見を女優の上戸彩（２８）らと行い、劇中の混浴体験を熱く語った。混浴を初体験したという上戸は「イメージと違って心地よかった」と笑顔。阿部は「彩ちゃんの美しい背中が色っぽくて…」と、メロメロの様子だった。

　見事な富士山が描かれた銭湯絵の前で、上戸がホットな初体験について語った。

　同作は、１２年に公開され興行収入５９・８億円の大ヒットを記録した「テルマエ・ロマエ」の続編。キャストには前作出演者が再集結し、見どころとして阿部演じる古代ローマの浴場設計技師・ルシウスと、上戸演じる現代の日本人・真実との初の混浴シーンが盛り込まれた。

　撮影で混浴を初体験したという上戸は「（混浴は）もうちょっといやらしい空間かと思っていたんですけど…」と抱いていた印象を明かして爆笑を誘い「イメージと違って、心地よかったです」と楽しんだ様子。一方の阿部は「彩ちゃんの美しい背中を見ながら…すごく色っぽくて。不思議な癒やしがありました」とすっかりのぼせた様子で語った。

　入浴シーンを絶賛された上戸だが、お返しとばかりに「（今作の）見どころは阿部さんのお尻です！」と断言した。食事量を増やしてつくりこんだ阿部のボディーラインには、共演の市村正親（６５）も「男であんなに腰がくびれるものか。良いもの見させていただきました」と賛辞を贈り、北村一輝（４４）は「シリコーン打ちまくったんでしょ？」と嫉妬。

　阿部は「前回よりも体をつくる時間があった。全国の人を癒やせる作品ができた」と“一肌脱いだ”こん身の作品に自信をみせた。