関東連合元リーダーに懲役22年求刑
東京・六本木のクラブで男性が暴行され死亡した事件で、傷害致死罪などに問われた暴走族グループ「関東連合」(解散)の元リーダー石元太一被告(32)の裁判員裁判が16日、東京地裁(鬼沢友直裁判長)で開かれ、検察側が懲役22年を求刑した。
検察側は論告で「集めた情報を基に、共犯者である後輩らへの影響力を使って実行させた。事件を招いた張本人で、責任は重い」と主張した。
起訴状によると、昨年9月2日未明、元メンバーらと共謀してクラブに侵入し、飲食店経営藤本亮介さん=当時(31)=を対立する人物と間違えて頭や顔を金属バットなどで殴り、死亡させた、としている。