小林幸子、還暦前日に名誉県民栄誉賞

 歌手・小林幸子(59)が4日、新潟県庁で泉田裕彦知事(51)から「新潟県民栄誉賞」を授与された。歌手の受賞は2001年の故三波春夫さん以来2人目となる。

 同県出身の小林は今年が芸能生活50周年。「おもいで酒」「雪椿」などの多くのヒット曲を出し、04年の中越地震時には被災者支援活動を積極的に行った。そんな活動が、県に顕著な功績があったとして受賞となった。

 5日で還暦を迎える小林は、その前日の受賞に「ものすごく励みになりました。すてきなプレゼントです。ふるさとの方の応援があったからここまで来られた。これからも前を向いて精進していく」と笑顔。紅白歌合戦には2年連続で落選したが、今回の受賞で故郷の大きな後押しを感じ「来年、頑張ります」と復活を誓った。

 今年の大みそかは初のカウントダウンライブをニコニコ動画で生中継し、CGを使った豪華衣装「幸子城」を披露する予定。5日には50周年記念アルバム「K」を発売する。

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