杉さまが実行委員長“ASEAN紅白”

 歌手で俳優の杉良太郎(69)が9日、実行委員長を務める「日・ASEAN音楽祭~災害復興への祈り~」(11月28日、東京・NHKホール)製作発表会見を都内で行った。1973年に日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)が友好協力を開始してから今年で40周年となるのを記念し、10カ国の国民的歌手10組を招待。日本からはEXILE、AKB48、w‐inds.藤あや子(52)、杉の妻の伍代夏子(51)、坂本冬美(46)が出演する“ASEAN紅白”となる。

 日本と東南アジアのトップスターが集結する音楽の祭典は、12月13~15日に東京で行われる日・ASEAN特別首脳会議に先駆けて開催される。孤児院や学校の建設などでベトナム支援を続けた功績から日越特別大使を務め、24年間にわたって日本と東南アジアの文化的友好に取り組んできた杉は「政治だけじゃなく文化や経済から盛り上げなきゃ」と説明した。

 NHKホールを会場に国民的歌手の“競演”となれば、さながら紅白だ。日本勢は紅白の常連ばかり。ASEAN勢も「インドネシアのブリトニー・スピアーズ」と称されるアグネス・モニカ(27)や「マレーシアのセリーヌ・ディオン」ことシティ・ヌルハリザ(34)ら、本国では知らぬ人はいない顔ぶれだ。

 AKBの高橋みなみ(22)は「姉妹グループのJKT48が(インドネシアで)活動していて、近しいものを感じる。音楽を通して夢と希望を届けるお手伝いがしたい」と意欲。EXILEは「アジア諸国を代表するアーティストと同じステージに立てて光栄」とコメントした。

 音楽祭では観光面での日本の魅力を紹介するコーナーもあり、NHKをはじめ、10カ国でテレビ放送されることが決まっている。当日は杉と親交の深い安倍晋三首相(59)も来場する予定で「日本とASEAN諸国との絆が一層深まることを祈念している」と、“スギノミクス”に期待するメッセージを寄せた。

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