マキタスポーツ“第2でんでん”目指す

 東京映画記者会(デイリースポーツなど在京7紙で構成)が制定する「第55回ブルーリボン賞」が29日、決定した。

 たけし軍団の芸人で音楽ネタを得意とするマキタスポーツが43歳で新人賞を受賞した。「苦役列車」では主人公・貫多(森山未來)の同僚役で存在感を発揮。山下敦弘監督(36)からは何度もダメ出しを食らったが、充実感もあったという。演技の面白さにも目覚めたようで「ネガティブな役を一通りやりたいんです。そういう役をやってる(俳優の)でんでんさんが邪魔ですね。自分では“第2でんでん”って言ってるんですよ」と毒舌を交えながら役者業への興味を語っていた。

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