三代目JSB「国民的な1曲」歌う

 ダンス&ボーカル7人ユニット、三代目J Soul Brothersが本紙に今年の“野望”として「国民的な1曲」を歌うことをブチ上げた。3日には元日にリリースした3rdアルバム「MIRACLE」が、オリコンアルバムデイリーチャートで2日連続1位となったことが判明。2013年はアルバムのタイトル通り“ミラクル”を起こす。

 2013年を迎えた三代目‐が、初の単独ツアー、三代目‐としては初のレコード大賞優秀作品賞受賞、初のNHK紅白歌合戦出演と、初ものづくしで快進撃した昨年を超える躍進を誓った。

 パフォーマー・岩田剛典(23)は「イントロが流れただけで熱が上がる国民的な1曲に恵まれたらいいな」と宣言。「国民的な1曲」として挙げたのは「EXILEさんの『Choo Choo TRAIN』みたいな曲」だった。ボーカル・今市隆二(26)は「昨年よりもとにかく規模感を大きくしたい。ドームツアーは夢ですね」と、5大ドーム制覇という大きな目標を口にした。

 今年はデビュー以来初めて元日に作品をリリース。「待つのではなくて、自分たちの力でミラクルを起こしてきたい。僕らの歌で、聞いてくれる人もミラクルを起こすんだという気持ちになってほしい」(ボーカル・今市隆二)との思いから、タイトルは「MIRACLE」と名付けられた。発売初日に首位に立ったのも、デビュー以来初めてのことになる。

 大ブレークした2012年からミラクルを起こす2013年へ、幸先いいスタートダッシュ。メンバーも手放しで喜び、パフォーマー・山下健二郎(27)は「まさにミラクル!びっくりしているとともに、手に取っていただいた皆さんに感謝しています」と声を弾ませた。

 “夢の舞台”紅白歌合戦後には、ロンドン五輪の男子競泳で3つのメダルを獲得した入江陵介(22)と舞台裏で再会。親交の深いメダリストと、互いの分野でのナンバーワン奪取を誓い合った。さらなる飛躍を期す7人から、今年は目が離せない。

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