美輪明宏 紅白リハで黒ずくめ衣装

 「第63回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが30日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、初出場で「ヨイトマケの唄」を歌う美輪明宏(77)は、「ものを言わない」黒の衣装を公開した。

 歌の世界観を表現するため「黒子に徹する衣装」を予告していた美輪。オープニングシーンでの胸元に「黒蜥蜴(とかげ)」の刺しゅうがあしらわれた豪華な白いロングドレス姿から一変、歌唱シーンではトレードマークの金髪を黒髪のショートヘアに変え、袖もとにファーがあしらわれたロングガウンとパンツという黒ずくめの衣装を披露した。

 舞台上の照明も最小限に絞られ、細やかな表現に焦点を当てる演出の中、情感たっぷりに「ヨイトマケ‐」を歌った。

 また、同曲の紹介はSMAPの木村拓哉(40)が担当し、紹介後もステージ脇に残る予定。美輪と同じ目線で同曲が歌われる6分間を見守ることになる。

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