ガッチャマン実写化!松坂桃李&剛力で

 1972年から2年にわたって放送され、人気を博したTVアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」が、俳優・松坂桃李(23)主演で実写映画化されることが11日、分かった。映画版のタイトルは「ガッチャマン」で、キャラクターはそのままだが、近未来の東京を舞台にしたオリジナル脚本。科学忍者隊メンバーには、松坂のほか綾野剛(30)、剛力彩芽(20)、濱田龍臣(12)、鈴木亮平(29)と若手注目株が顔をそろえる。今月中旬撮影開始で、来年夏に公開予定。

 40年の時を経て、若き翼の戦士たちが実写でよみがえる。

 子門真人が歌う「誰だ、誰だ、誰だ~」が印象的な主題歌に乗って、悪の組織「ギャラクター」に立ち向かう5人の少年少女の戦いを描いた。重厚なドラマとハイレベルな格闘シーンが人気を集め、平均視聴率21%を記録した。

 実写映画化決定については原作製作のタツノコプロが07年に発表していたが、配給の日活100周年とタツノコプロ50周年の記念作品として来年の公開を目指し製作が決定。主人公の科学忍者隊リーダー・大鷲の健にはコスチューム映えする容姿とリーダー性が評価され、成長著しい松坂が抜てきされた。

 さらに、個性的な忍者隊メンバーには、今が旬の若手俳優が顔をそろえた。コンドルのジョーを綾野が、白鳥のジュンを剛力が、燕の甚平を濱田が、みみずくの竜を鈴木がそれぞれ務める。キャラクターは原作のままながら、舞台を近未来に移したオリジナル脚本にアレンジされる。トレードマークのヒーロースーツも従来のデザインを踏襲しつつ、現代仕様に“アップデート”され、主題歌「ガッチャマンの歌」はアレンジを加えたバージョンが作品を彩る。

 満を持す実写化とあって、関東近郊に2つのオープンセットを建設。アクションシーンには、最新のVFX技術を用い、CGのカット数も過去最高レベルと豪華な製作態勢を敷いた。監督は「ごくせん THE MOVIE」、映画「カイジ」シリーズを手がけた佐藤東弥氏(53)が務め、今月中旬から撮影が行われる。“白い翼”を背負う松坂は「僕は戦隊出身なので、“レッド”を務めた経験を生かし全く新しいヒーロー像をつくり上げていきたい」と意気込んだ。

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