桑木志帆 プレー映像見直し全英Vようやく実感「ことの重大さというか(笑)」日本記者クラブで会見 夢も語る「全国大会を持つのが夢」
ゴルフのAIG全英女子オープンで、日本女子7人目となるメジャー初優勝を飾った桑木志帆(23)=大和ハウス工業=が5日、都内の日本記者クラブで会見を行った。横に置かれた優勝トロフィーを眺めつつ、「今季4度目の海外メジャーで優勝できてうれしく思う。(今後は)日本ツアーに出場するので気を引き締めて頑張りたい」と実感を込めた。
試合では初日から66をマークして好発進を決めると、その後も安定したプレーを続け、最終日は首位と3打差の2位でスタートした。70で回って通算5アンダーで首位と並び、プレーオフで24年パリ五輪銀メダルのエスター・ヘンゼライト(ドイツ)を撃破。制した。19年大会の渋野日向子、前回大会の山下美夢有に続いて日本女子3人目の快挙となった。
帰国した4日は、人気ラッパー・LANAのライブを堪能し、夜は初めて自身のプレーを振り返った。「すごい落ち着いてプレーできていた。初めて客観視して、ことの重大さというか(笑)、試合で勝てたんだなと思った」。6日からトレーニングを再開し、凱旋(がいせん)試合となるNEC軽井沢72(14日開幕、長野)に向けて調整していく。今シーズンは年間女王が目標。ライバルには「上位の3人。(佐久間)朱莉も昔から切磋琢磨(せっさたくま)している仲間で、菅楓華ちゃんもすごい安定している。あと荒木優奈ちゃん。若手だけど勢いのある選手」と挙げ、「気持ちを新たに次の試合から頑張りたい」と意気込んだ。
また将来的なゴルフ普及についても言及。これまでジュニアゴルファーイベントなどを行ってきたが、「岡山をメインに大会を開催したけど、これからは規模を増やして、中国地区の大会だったり、全国大会を持つのが夢」と語った。
◆桑木志帆(くわき・しほ)2003年1月29日、岡山県岡山市出身。岡山理大付高を経て、倉敷芸術科学大健康科学科に在籍。ゴルフは父の影響で4歳から始め、21年6月にプロテストに一発合格した。同年12月の新人戦・加賀電子杯で優勝し、23年に初シードを獲得。24年には資生堂レディースでツアー初優勝した。今季は2勝を挙げてポイントランキング首位。国内ツアーは通算5勝。身長163センチ。好物は母が作るカレーと、お酒。
