横峯さくら 4位に急浮上 ワイドスタンスでバーディー量産 息子とツアー転戦は今年で最後 家族3人でV写真の実現を

 第2日、9番でショットを放つ横峯さくら
 第2日、ラウンドを終え、長男(右)と引き揚げる横峯さくら
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 「女子ゴルフ・明治安田レディス・第2日」(17日、宮城県仙台クラシックGC=パー72)

 ツアー通算23勝の横峯さくら(40)=エプソン=が7バーディー、2ボギーの67とチャージをかけ、通算8アンダーで首位と3打差の4位に急浮上した。前回優勝は2014年11月の大王製紙エリエールレディースで、勝てばツアー史上最長ブランク優勝の記録を更新する。神谷そら(23)=郵船ロジスティクス=が68で通算11アンダーに伸ばし、トップを守った。

 優勝し、家族3人で写真を撮りたい-。その願いが40歳を突き動かしている。2014年に結婚してキャディーを務めるメンタルトレーナーの森川陽太郎さん、5歳の長男とツアーを転戦する横峯。来春、長男は小学校に上がる。3人一緒に試合で全国を回るのは今年が最後。「来年からのことは今年のツアーが終わってから」と身の振り方は未定だ。

 同学年の宮里藍とともに、18歳から女子ゴルフ人気のきっかけをつくった。09年には賞金女王となり、世界ランクは最高13位。だが、結婚して出産し、子育てしながらのツアー生活は確実に練習時間を削られる。年齢とともに体力も落ち、現在は治療の難しい目の症状を抱える。15年にシード権を失い、今は年末のQT(予選会)から出場権を得ている。

 ここ4試合は予選落ちが続いていたが、この日、前半の14番でスイングのスタンスを1足分、広くしてみた。すると突然、ショットが改善。その後に7バーディーを量産した。「ワイドスタンスは今まで気持ちが悪くてできなかったが、トレーニングのおかげでできるようになった」

 長男からは「頑張れた?」とよく聞かれ、そのたびに「頑張れたよ」と答えている。あと2日。記録にも記憶にも残る優勝を成し遂げ、心の底から「頑張れたよ」と言ってみたい。

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