永井花奈 9年ぶり2勝目 優勝決定後に思わず涙「いろんなことがあったなと」 次の目標は「(年間)賞金1億稼いでみたい」
「女子ゴルフ・ミネベアミツミ・レディース北海道新聞カップ・最終日」(12日、真駒内CC=パー72)
首位から出た永井花奈(29)=ServiceNow=が4バーディー、1ボギーの69にまとめ、通算19アンダーで逃げ切った。2017年10月の樋口久子・三菱電機レディース以来、9シーズンぶりの2勝目。3打差の2位は69で回った阿部未悠。前日2位の仲宗根澄香は72と伸ばせず、66をマークした青木瀬令奈とともに通算15アンダーの3位だった。
8年と256日ぶりの優勝は、海外招待選手を除けばツアー史上7番目のブランク優勝。この間に2度のプレーオフでの敗戦を含めて2位が9度、3位が4度と壁を破れなかった永井が、ついに扉をこじ開けた。
2位に1打差をつけてスタートしながら、豪雨による29分間の中断を挟んだ前半にスコアを落とした。8番を終えた時点では、逆に2打を追う展開になった。
通算15アンダーで折り返すと「このままでは(目標の)20アンダーに乗せるのはやばい」と奮起。10番で約3メートルを沈めて初のバーディーを奪うと「この流れに乗れなかったら終わる」と、続く11番パー5の第3打を1メートルにつけ、連続バーディーで単独首位を奪い返した。
優勝を決めた直後は思わず涙がこぼれた。「9年の間にいろんなことがあったな、無事にここまで来られて良かったなと思ったら…」。シード落ちもあった9年間の苦闘が胸に去来した。
次の目標は「(年間に)賞金で1億円を稼いでみたい」と、自身初の1億円プレーヤーになること。そして、30日に開幕するAIG全英女子オープンに出場予定で「最初で最後のメジャー大会になるかもしれないので、そこまではお祝いモードを抑えて頑張りたい」と、祝勝会は8月まで持ち越すつもりだ。
