河本結が今季V2 「このドキドキ、気持ちいい!」で20ホール!吉沢とのPO制して通算6勝目「欲からくるミスなかった」
「女子ゴルフ・リゾートトラスト・レディース・最終日」(31日、グランディ那須白河GC=パー72)
2位から出た河本結(27)=RICOH=が1イーグル、5バーディー、3ボギーの68で回り、通算10アンダーで並んだ吉沢柚月とのプレーオフを2ホール目で制して優勝した。今季2勝目、通算6勝目。吉沢は初優勝を逃した。1打差の3位はセキ・ユウティン(中国)。
優勝カップを掲げるのが6度目の河本にとって、今回の勝利は大きな意味があった。スコアや順位を気にするのではなく、納得できるプレーを追い求める。前日の18番でバーディーを取りにいってボギーにしたことを猛省。最終日は課題をやり切ることに専念した。
吉沢とは同組。プレーオフを含めて18番を3度、一緒にプレーした。相手が長いパットをねじ込んでも気持ちは揺れない。勝負を分けたのは、やはり経験だった。
18番の第1打を、3度とも残り約200ヤードのフェアウエーのほぼ同じ地点に置いた。1度目の第2打は3番ウッドで右ラフに外したが、その時に感じたスイングのミスを防げば2オンは十分にできると思った。最初のプレーオフはグリーン奥のカラー、勝負を決めたホールは下の段とはいえグリーンを捉えた。吉沢がアプローチミスで自滅したのとは対照的だった。
「プレー中は興奮がたまらなかった。ギャラリーがいろんな所で沸いていて『めちゃくちゃ面白いやん』と。『このドキドキ、気持ちいい!楽しい!』って感じ」。計20ホール。「(課題を)貫いた。欲からくるスイングミスがなかった」と最高の評価を与えた。
次はメジャーの全米女子オープン(4日開幕、リビエラCC)。「(今回のコースは)グリーンの起伏が激しくて、下地が洋芝。打ち方や曲がり方が分かったし、全米に向けた準備や対策にもなった。今の自分でどこまでできるのか、楽しみ」。仮想・リビエラを征服した河本にとって、最高の壮行試合になった。
